神の巣 KuraTawhiti-Castle Hill「キャッスルヒル」-ツアレポ⑤(モニターツアー記録)

前回の投稿では、NZの南島を横断する国道73号線「翡翠街道」(←これは私の造語です(^_-))の歴史と、その街道の中継地の一つであるキャッスルヒルの事をお話ししました。

そして、このキャッスルヒルは、旅路に雨風をしのいで食料を調達する単なる旅の中継地(宿泊地)としてだけでなく、

先住民の方にとっては 、遠い先祖から現在の世代まで途切れることのない絆で引き継がれている、 とても特別な意味を持っている重要で神聖な場所だという事もお伝えしました。

それはこの写真を見て頂くだけでも何となく感じて頂けるかなと思うのですが、

この一帯にだけ、こういった大小の可愛らしくも存在感たっぷりの石灰岩がにょきにょきと存在しているわけで、それがまた岩々に個性や生命感(エネルギー)があるというか、とにかく、誰もいないのに沢山の人がいるような?!そんな場所なのです。

以下、興味深いサイト New Zealand New Zealand Geographic を見つけましたので 引用しますね。

“The South Island is a waka, and it was at the centre of the waka that the most sacred stones were kept,” “Castle Hill is at the centre of the South Island, and here limestone—the keeper of the bones—pops up out of the middle of the greywacke.”「南の島はワカ(船、大きなカヌー)であり、最も神聖な石が保管されていたのはワカの中心でした」「キャッスルヒルは南島の中心にあり、ここでは骨の番人である石灰岩がグレーワッケの中央から飛び出します。」

As if to prove his theory, he points out a cup-shaped limestone feature on the skyline. For him, it is symbolic of the spirituality of the area—”the sacred nest.” 彼(上記を語ってくれた人)の理論を証明するかのように、スカイラインにあるカップ型の石灰岩の特徴を指摘しています。彼にとって、それはその地域の精神性、つまり「神聖な巣」の象徴です。

We talk of ley-lines, lines of energy which have some sort of cosmic meaning to the illuminati. Marsh had told me that no less a personage than the Dalai Lama has referred to Castle Hill as one of the energy centres of the universe. レイライン、つまり悟りを得た者に対して何らかの宇宙的意味を持つエネルギーのラインについて語ります。マーシュは、他ならぬダライラマがキャッスルヒルを宇宙のエネルギーセンターの1つと呼んだと語っていました。

In the Ngai Tahu land settlement deed, which details the 1997 deal struck between the government and the iwi, Kura Tawhiti (to give the place its traditional name) is listed as one of only 14 areas in the South Island to have a topuni. 1997年の 政府とマオリ人々の間の取引の詳細を記したNgai Tahu(ナイタフ)土地定住証書では、Kura Tawhiti(クラタフィティ)は伝統的な名前を付けられた場所であり、南島で神聖なる権威を持つ14の地域の1つとして登録されている。

The arrangement of rocks in a landscape was also significant to Maori. “They may have aligned various limestone outcrops with particular star clusters to set their calendar,” また、マオリの人々にとってキャッスルヒルの岩の配置も非常に重要で、暦を設定するためにそれらの岩と星団の位置関係を関連付けていたかもしれない。

以上、引用からでしたが、重要度が伝わりましたでしょうか?

上記は、ネット上に載せられている情報で、私が実際にワイタハの長老にお聞きした内容は更に違ったものもあり、それらもまたここがとても神聖な場所で、宇宙規模にまで意識が及ぶようなものもありました。

少し話がそれますが、じつは、日本の歴史(というか世界の歴史や地球の歴史)もだいぶ違う風に教えられてきてますが、ここNZの歴史も諸説あり、Political hot potato(政治的に厄介な問題)とされていたりもしています。

今のところ一般的に認識されているのは西暦1300年代頃に一番初めに来たのがマオリの人々と言われていますが、じつはそれよりもずっと昔、数千年も前からこの土地に来た人々がいて、ワイタハの人々はその真実を(自分たちはずっと昔からこの土地にいたという事を、言っても大丈夫だというタイミングが来たそうなので、ここ数十年前から)公表(本の出版などを)したり活動を始めたのです。

今まで、書物に記録を残さず、歌によって叡智を語り継いできたワイタハの人々の、とってもスピリチュアルで愛にあふれた宇宙規模の物語が、機が熟しようやく世に出始めたわけですが、物質世界に長年生きてきた私たちにとって、こういった古代の叡智(精神世界)の概念の受け入れや、そちらの世界への切り替わりは難しく、それなりのContractionー産みの前の陣痛ーのような事が起きているのが今の時代なのだろうな、とこの数年感じています。

でも今は宇宙的なリズムで見ると、ちょうど夜から昼になる時期。目覚めのお時間。夜明けの晩。精神性が重要となる時代

今まで隠されてきていた歴史の真実などが明るみに次々と出て、透き通るような(裏表のない)世界が始まりました。

このクラタフィティにも今まで認識されてきていた事以外の真実が多々あります。世界各地でも同様ですね。

概念が崩れるからこそ、新たなものが生まれます。

アオテアロア「明るい日の土地」「長く白い雲のたなびく土地」も地球もどんどん進化しています。

私たちもどんどん進化していくのが自然な流れなんですね(^-^)!

さてさて!今回も前置きで終わってしまいそうなので、この件に関してはまたいつか改めて書くとして(∀`*ゞ)

以下、ともこさんと訪れた時の様子をシェアさせていただきますね!

朝8時に出発し、途中で美味しいパイ屋さんに立ち寄る。種類が沢山~!
これからあのサザンアルプスを越えるよ。国道73号線
途中のPoters Pass ポーターズ峠の頂上にて。気持ちイイ~!
下の景色はこんな感じ。
そして到着しました。キャッスルヒル。
何回見てもニョキニョキかわいい♡
「あの人たち、マットを背負って、お昼寝でもするのかな?」
いやいや、ここはじつはボルダリングのメッカでもあり、
週末はクライマーさんたちで結構賑わうスポットなんです。
大きいよ~!
かわいい~♡と、ともこさんもぺたぺた。
ヤッホー!
この場所は円形になっていて、とっても神聖な空気。
人々が集まりし、父なる天ランギヌイ母なる大地パパツアヌクに感謝し想いをつなぐ祈りの場所。といった印象です。
昔は岩の下に入って雨をしのいだりしたんだろうな~。
気持ちイイ~♡
私には、この岩さんがともこさんを乗せたファルコンに見えました(*^^*)
同じ方向を見てる二人(*´▽`*)
「お帰り~。お還り~。そしてこれから始まる世界へようこそ~! 」
岩さんたちと会話中のともこさん。(中央、見えるかな?)
「やっと会えたね」って岩さんたちが言ってくれたそうです(*´ω`)
私も、仲介人になれて嬉しかった~( ;∀;)
ポーズしてくれてる♡最高のモデルさん(≧▽≦)ありがとう~!

というわけで、国立公園のアーサーズパスに向かう前に立ち寄った、キャッスルヒルークラタフィティの様子をお伝えしました。

ここに来れて本当に良かった!!!と、ともこさんは終始にこにこ大興奮でした。何か感ずるものが沢山あったようです。

この場所はクライストチャーチから1時間ちょいなので、日帰りでも十分楽しめます。

ツアー旅行でクライストチャーチに来ていて、最終日は自由時間となっている方など、午前中はこの場所に行って、午後は市内観光というアレンジも可能です☆彡

それでは、次はアーサーズパスでのウォーキングの様子をお届けしますね!

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